
院長坂野文彦
医師として懸命に働く父の姿に憧れ、同じ道へ。藤田保健衛生大学医学部卒業後、身近な人が脳神経の病気になったのをきっかけに、脳神経内科へ進む。長年勤務してきた大学病院や市中病院においてすでに重症化し、治療が困難になった多くの患者を診察。その経験から健康寿命を延ばすための知識を広く伝える重要性を知り、開院を決意する。日本内科学会総合内科専門医。
専門家であり片頭痛の患者でもある院長が
症状・原因に即した頭痛治療を提案します
当院の頭痛治療の内容や流れをご紹介するサイトです。
一口に頭痛といっても、頭痛の原因となる病気のない「一次性頭痛」と、くも膜下出血や脳腫瘍といった病気によって引き起こされる「二次性頭痛」とに分かれます。二次性頭痛は命に関わるケースもあるため、頭痛の原因となる病気を早期発見し、早期治療につなげることが重要になります。
一方、一次性頭痛の方の中には、市販薬で済ます人も少なくありません。市販薬に頼ると、知らず知らずのうちに乱用し、脳が痛みに弱くなる「薬物乱用頭痛」といった、一層治療困難な頭痛になってしまうリスクもあります。
「頭痛薬=鎮痛剤」とイメージされる方もおられますが、現在は薬の選択の幅も広がっています。例えばCGRP関連抗体薬という注射薬。痛みを感じる物質にアプローチし、痛みの軽減や、頭痛そのものを生じにくくする効果が期待できます。
実は私自身長年片頭痛に悩まされ、患者さんのつらさがよくわかります。頭痛の原因や重症度、ライフスタイルなどに即した治療で、頭痛を緩和し、QOL向上をめざしましょう。
脳神経内科を中心に
内科全般に対応可能です
院長は脳神経内科専門の「頭痛」のエキスパート。同時に日本内科学会総合内科専門医でもあり、内科全般に幅広く対応いたします。
原因を追究し、適切な
治療法を提案します
深刻な病気が隠れた二次性頭痛の場合は速やかに専門の医療機関を紹介。一次性頭痛では、生活習慣の改善や適切な薬で治療します。
幅広い治療の
提案を行います
鎮痛剤ではなく頭痛専用の治療・予防薬の提案も可能。貧血が原因の場合は鉄分摂取を推奨するなど生活習慣のアドバイスもします。
新しい治療法も積極的に
取り入れています
根本原因に迫る作用機序を持つ、CGRP関連抗体薬といった新しい治療法も採用。諦めていた片頭痛の予防・改善が期待できます。
医師・患者両方の視点で
診察にあたります
脳神経内科の専門知識を有する院長自身片頭痛の患者でもあります。患者さんに寄り添い親身な診療が可能なことが強みの一つです。
誰もが通院しやすい
環境を整えています
平日21時まで、土日診療・オンライン診療にも対応。仕事や学校、介護で忙しい方など、誰もが受診しやすい環境を整えています。
STEP1:予約・問診
ウェブかお電話にて予約を取っていただき、ご来院ください。受付でお渡しする頭痛専門の問診票に記入し、しばらくお待ちいただきます。なお慢性的な頭痛がある方は、頭痛への不安から外出を避けてしまうなど、強く症状が出ているとき以外も含め、QOLが低下しがちです。その把握のため、初診日以降は、日々の生活を記載いただく「頭痛ダイアリー」の作成をお願いする場合がございます。
STEP2:各種検査の必要性を判断
まずは問診にて、頭痛の原因を追究するための血液検査や追加の検査の必要性を判断します。血液検査では甲状腺のホルモンや市販薬による肝臓・腎臓への影響を見て、薬選びに役立てます。患者さんの心身への負担軽減のため、指先からの少量の採血で済む設備を整えていますのでご安心ください。より精密な検査が必要と判断した場合は、スムーズに大規模病院をご紹介する体制も整えています。
STEP3:検査結果説明と生活指導
検査結果を丁寧にご説明します。頭痛の原因や状況により、適切な治療薬や予防薬をご提案。貧血が頭痛の原因の場合など、鉄分摂取が症状緩和に有用な場合もあります。また、例えばマッサージを受けた後に生じやすい、チーズやチョコレートを食べた後に生じやすいなど、ご自身が頭痛につながりやすい生活習慣を把握することも重要。適切な運動のご提案含め、生活習慣についてもアドバイスいたします。
STEP4:薬や注射による治療
生活習慣の改善だけで対応可能な場合もありますが、薬や注射による治療が適切なケースもあります。「頭痛=鎮痛剤」といったイメージを持たれがちですが、現在は薬の選択肢の幅が広がっています。例えば片頭痛には、CGRP関連抗体薬という頭痛専用の注射薬の選択も可能です。痛みを感じる物質に直接アプローチする薬で、痛みの軽減や頭痛そのものを生じにくくすることが期待できます。
STEP5:定期的な通院
特に薬による治療を開始した方は、定期的な通院で良い状態を保つことが重要です。薬の効果が安定するまでは、2週間に1度程度の通院が望ましいでしょう。安定してくれば1ヵ月に1度、さらに安定すれば痛みが強いときだけなど、患者さんの症状やライフスタイルなどに合わせて通院ペースを調整していきます。来院時には頭痛や服用の頻度などを伺い、必要に応じて薬を変え、様子を見ます。
CLINICNo7名古屋伏見
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